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正しくあるために 映画『イントゥ・ザ・ウッズ』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はイントゥ・ザ・ウッズです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:クズが多すぎミュージカル(ディズニーなのに)


あらすじ


パン屋の主人(ジェームズ・コーデン)とその妻(エミリー・ブラント)は、ある日魔女(メリル・ストリープ)から子どもができない呪いをかけたことを知らされる。
その呪いを解くために、夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴という4つのものを3日後の夜までに集めるようにと命令される。
同じころ、赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、ふたりの王子も森に足を踏み入れていた……




※3月29日疑問点をまとめた記事を追記しました。
<映画『イントゥ・ザ・ウッズ』の疑問を解決してみる【ミュージカル版との違い】【ネタバレ感想】 >

同名のブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品にして、『SAYURI』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のロブ・マーシャル監督最新作です。

本作の制作会社は天下のディズニー……のはずなのですが……
誰もが「これがディズニー映画って、本当か?」と思える内容となっていました。

まず、登場人物ほぼ全員の性格が悪いのはびっくりしました。
具体的なそのクズっぷりはネタバレになるので↓に書きますが、赤ずきんですら人間の嫌~な部分を見せつけるので、驚きを通り越して嫌悪感を覚える人もいるのではないでしょうか。

公式サイトでは「おとぎ話の主人公たちのその後を描く」とありますが、これははっきり言って誇大広告です。
実際の内容の多くを占めるのは、『赤ずきん』『シンデレラ』などの誰もが知る4つの物語を同時並行で描くという内容でした。
しかも、おとぎ話の物語の基本は崩さずに、その中にあった人間の醜さのみを抽出するという感じなのです。

もとのおとぎ話(グリム童話をベースにしたディズニー作品)は、悪役がいて、優しい心を持つ主人公が打ち勝つという「勧善懲悪」のものです。
しかし、この『イントゥ・ザ・ウッズ』は「現実は勧善懲悪じゃねえんだよ!人間ってのは醜いもんなんだ!」と訴えまくっていました。

これは……ディズニーでこれはいいんでしょうか……
よく実写映画化の企画が通ったなあとは思いますが、よく考えると最近のディズニーは『魔法にかけられて』や『マレフィセント』でもともとのおとぎ話を皮肉っていたり、王子がぜんぜん役に立っていなかったりしていましたね。
これはディズニー公式の、おとぎ話や勧善懲悪の物語のアンチテーゼにして、自虐ギャグと呼べるようなものでした。


さて、ここまででもすげー問題作であるような気がしてきましたが、これだけではありません。
予告編などでは、ジョニー・デップが出演することが大きく打ち出されていますが、その出演時間は10分に満たないくらいでした。

しかも、物語をけん引する実質的な主人公は、イケメンからはほど遠いデブのパン屋(ジェームズ・コーデン)でした。

<ジョニデ様より……  o0432064012885857183.jpgポール・ポッツのほうが20倍くらい出番があったよ。

映画の大半を占めるのは、このデブのパン屋が妻(エミリー・ブラント)と協力して、それぞれの物語の主人公にちょっかいを出して、重要なアイテムを借りパクする(それが呪いを解くカギだから)というとんでもないものです。


まとめると、こうなります。
・登場人物のほぼ全員がクズ
・「アフター・ハッピーエンディング・ストーリー」と宣伝ではほざいていながら、だいたいが4つのおとぎ話を同時並行で描く内容
・ジョニデ様(イケメン)よりも、性格の悪いパン屋(非イケメン)のほうがはるかに目立っている
・まるでロールプレイングゲームのように、4つのアイテムを見つけるストーリーも同時並行
なんだこの映画

実質的に5つの物語が組み合わさっているので、「それで尺が足りるの?」「物語は破たんしないの?」と心配に思う人も多いことでしょう。
そこは期待通り、まったく尺が足りていませんし、物語は破たんしまくっています

何しろそれぞれの話を終わらせなければならないので、ただ駆け足なだけでなく、メインのストーリーや印象的なシーンが根こそぎ奪われていました
本作はミュージカル映画であり、その省略された出来事を歌で語るシーンもあります(ミュージカルにはよくある手法です)のですが、やはり中途半端な印象を持ってしまいます。

物語のほうは、いいかげんすぎてツッコミどころが波のように押し寄せてきます
「なんで〇〇なんだ?」「なんで〇〇は〇〇するの?」と言い出したらキリがない感じで、近年まれにみる展開のごり押しを見ることができました。
登場人物の心変わりは唐突&雑すぎて、感情移入できる余地がほとんどありませんでした。
5つの物語を絡ませないといけないとはいえ、もうちょっとやりようはなかったのかと疑問に思わずにはいられません。
まあ、登場人物までもがこのありえねー展開にツッコミを入れているあたり、話の適当さは確信犯みたいなものなのでしょうけど……

また、登場人物がクズすぎて誰も応援できないのも、わりと大きな欠点かもしれませんね。


そんなわけで、本作はディズニー史上最高レベルの問題作です。
話のひねくれっぷり、登場人物の性格の悪さ以外にも、(直接的には描かないとはいえ)残酷な設定もあります。
子どもにはマジで観せたくない内容と言えるでしょう。
これを間違って家族で観てしまうと、帰りの車の中でみんな無言になってしまうのではないか……と心配になりました。

思い返せば、ロブ・マーシャル監督は本作以外にも『シカゴ』という登場人物全員が悪人のミュージカル映画を手掛けていました。

<善人なんていなかった映画

『シカゴ』は登場人物が自分の欲望のためだけに行動し、そのためなら人を不幸にしてもいいんだ!というたいへん胸くその悪い(褒めことば)作品で、けっこう『イントゥ・ザ・ウッズ』と共通しているところがあります。
脚本は別の方とはいえ、ロブ・マーシャル監督は人間が嫌いなのかなあ……と変な心配をしてしまいました。


そんなわけで……どうしよう、本作はびっくりするくらいに人におすすめできません
『魔法にかけられて』『塔の上のランプツェル』『プリンセスと魔法のキス』でも「おとぎ話への皮肉」はあったのですが、それはそこまで辛辣なものではなく、ほんのちょっぴりの「くすぐり」程度の描写でした。
しかし、本作『イントゥ・ザ・ウッズ』はそんなレベルではない悪意を感じました(ついでに話そのものも破たん)。

自分はひねくれ者なので、こういう作風は大好物ですし、最後までツッコミを入れつつも大いに楽しむことができました。
しかし、「『アナと雪の女王』が大好き!」「おとぎ話のその後が観れるなんて素敵!」と考えている頭が空っぽなな女の子が観ると憎悪まみれのツラになることが予想できるので、デートには選ばないほうがいいでしょう。
あ、でもイケメンのクリス・パインが必然性のないファンサービスをしたりするので、女性にもおすすめかもしれません(どっちやねん)。

本作は「おとぎ話のハッピーエンド?勧善懲悪?そんなのくそくらえだ!」と思っている、心が汚れた大人(自分含む)が観るべきです。
くり返しになりますが、本作で描かれるおとぎ話は、素敵な冒険や恋が描かれるパートは排除し、人間の醜さのみを抽出している苦々しい内容です。
この映画を観た後は、『塔の上のラプンツェル』や、4月公開の『シンデレラ』で「口直し」をしたほうがいいかもしれませんね。

大御所女優メリル・ストリープ扮する老女の演技と歌声、出演時間は少なくとも変質者にしか見えないジョニデ様の演技だけでも、観る価値はありますよ。

↓以下、結末も含めてネタバレです。観賞後にご覧ください。










それぞれの物語にツッコミを入れつつ紹介しましょう

~赤ずきん~

道草を食っていた赤ずきんがオオカミ(ジョニデ様)に見つかります。
ジョニデ様は赤ずきんを見て「つややかで、はりがあって、うまそうだ」と言っており、ロリコン変質者っぽいですね。

2015031423_01_21-映画『イントゥ・ザ・ウッズ』予告編 - YouTube<赤ずきん逃げてー

ジョニデ様がおばあちゃんに扮してベッドに隠れているシーンには大笑い。
赤ずきんは「どうしてそんなにお耳が大きいの?」と聞いていましたけど、耳は大きくなかっただろ!どう見ても人間の姿やんけ。

オオカミに食べられた赤ずきんを助けてくれたのは、事前にずきんをパクろうとしていたパン屋でした。
赤ずきんがオオカミに食べれらたのに、よだれひとつついていない(オオカミに食べられると小さくなるらしい)のもツッコミどころですが、パン屋が赤ずきんのほおにキスをして、赤ずきんが「ウェッ」と言うのにもびっくりだよ。キスするのがジョニデ様だったら反応は違っただろうな。


~ジャックと豆の木~

ジャックは天空に登り、巨人を倒して金貨や金の卵を奪う……という展開がすべてカットされました(一応歌では語っている)。
あるのはジャックが悪い大人(パン屋)にだまされて、牛と魔法の種を交換したり、牛を買い戻したいと言っているシーンくらいのものです。

謎すぎるのは、途中でその白い牛がいきなり死んじゃうこと。死因がさっぱりわかりません(ごはん食べていなかったの?)

パン屋が新しい牛を買ってくるのはいいんですけど、「金貨は君がくれたんだ!」とジャックに返そうとしないのはいくらなんでもクズすぎましたね。


~ラプンツェル~

なぜかラプンツェルが蛇に囲まれた湿地にいる→いきなり王子が目をつぶされた状態で登場→ランプンツェルが涙を流すと、王子の目が治ってハッピーエンド☆というのはいくらなんでも急すぎるだろ。
なんで王子が目をつぶされているの?と驚きましたけど、これはいばらに顔を突っ込んでしまったためですね。

2015031422_53_53-映画『イントゥ・ザ・ウッズ』予告編 - YouTube<魔女はエグいいばらの攻撃をしていました。

なんで王子はラプンツェルの場所がわかったか……ということなんですけど、それは愛の力なんでしょうね(無理やり納得)

また、魔女の呪いの話から察するに、ラプンツェルはパン屋の妹ということになるはずなんだけど、そのことは華麗にスルーされていました
ラプンツェルは、育ての母(魔女)と和解できず、本当の兄と出会うこともなく、王子(弟)とどこかへ駆け落ちして出番終了。後味が悪すぎる。


~シンデレラ~

シンデレラが舞踏会で踊るシーンはまるごとカット。かぼちゃの馬車なんてものも出てきません(ドレスは死んだお母さんが作ってくれた)。

笑いどころは、シンデレラが3夜にわたって続く舞踏会すべてに出席し、そのたびに王子から逃げて、王子が取り逃がすこと。

2015031422_50_04-映画『イントゥ・ザ・ウッズ』予告編 - YouTube<劇中で3回観れる光景

セキュリティゆるっゆるやな!ていうか王子はバカだろ!
あと、12時までに魔法が解けないんだったら、シンデレラは逃げる理由がないと思うんですが……。そりゃパン屋の妻も「王子から逃げる女性なんていないわ!」とツッコむよ。

さすがに王子は学習したのか、3夜目に階段をコールタールで塗ったくり、シンデレラを足止めする罠を張りました。それ一般人もひっかかるだろ。あぶねえな。

そこでシンデレラが歌い始めると、都合よく周りの時間が止まりますザ・ワールド
靴がくっついて離れないシンデレラが導き出した結論は、「そうだ、王子様と結婚するかは靴に決めさせればいいんだわ!」とわざと靴を置いて、運命をそれにゆだねようとします。こんな他力本願なシンデレラ観たことねえ。

そしてシンデレラの義理の姉たちは、原作通りにつま先やかかとをそぎ落とし、靴を無理やり履こうとします。
継母は「妃になったらもう歩かなくてもいいわよね!」と言っていましたが、これは怖いなあ……

結局靴を履けたのはシンデレラ。そのシンデレラを見た王子は開口一番「この瞳を見ればすぐ君だってわかった」
スー、ハー、スー(ツッコミの準備)
じゃあ靴履かせる意味ねえだろ!
舞踏会で3夜も踊っているんだから、そりゃ顔は覚えているよね。


~ふたりの王子~

本作では、シンデレラの王子(兄)と、ラプンツェルの王子(弟)がいるというめんどくさいことになっていました。
このふたりが滝の近くで、唐突に上半身をはだけさせながら歌うのには大笑い。なんで胸を見せるんだよ!(女性へのサービスです)




~パン屋の物語~

パン屋の夫婦は「お前らに子どもができないのは、父にかけた呪いのせいだ!」と魔女に言われて、4つのアイテムを探しに森に入ります。
途中でパン屋が、魔女に向かって「お前がやれよ!」と怒ったのには大笑い。魔女が自分でアイテムを集めないのは、触れることができないためとのことです(都合がいいですね)。

アイテムの入手経路は以下のようなものでした。

・赤ずきん→オオカミから助けたお礼としてもらう(これだけまとも)
・黄金の靴→逃げているシンデレラからぶんどろうとする。
・真っ白な牛→パン屋が偽装した牛は魔女に見破られたけど、魔法で死んだ牛を生き返らせることができた
・黄色の髪→ラプンツェルの髪に魔女が触れてしまったため無効になるが、トウモロコシのひげで代用可能だった

ひどい、ひどいよ(とくにトウモロコシ)。
牛がほかのアイテムを食べて、その乳を飲むという呪いの解きかたもすげえな(牛はなんで固い靴を咀嚼できてんだよ)。
また、呪いが解けた瞬間に妻が妊娠したため、パン屋は「早いな!」とツッコんでいました。本当だよ。


~その後の物語~

シンデレラが王子様と結婚し、
ジャックが大金を手に入れて、お母さんにも愛されていることがわかって、
パン屋夫婦にも子供が生まれて、
鳥に目をつつかれたいじわるな義理の姉たちもお城に入ることができて(これはうれしい)。
みんなが幸せなハッピーエンド……
……になるわけなく、天空にいた女の巨人が、夫を殺したジャックに復讐しようとします(お城もつぶされて大混乱)。

その後に誰しもが驚くであろうことは、森にいた王子(兄)がパン屋の妻にいきなりキスをすること




お前はこの事態の最中に浮気してんだよ!シンデレラの何が不満だったんだよ!
この事実を知ったシンデレラの返しは「女ならだれでもいいの?」でした(そりゃそうだ)。

王子様にいきなりキスをされたパン屋の妻は、「これはどういうこと?」「森ではおかしなことが起こるんだわ」と大混乱します(そりゃそうだ)。
そして足を滑らせて死んでしまうパン屋の妻……この映画が何をしたいのかよくわからなくなってきますね。

ただ、パン屋の妻が語ったつぎのことばは印象に残りました。

「人生が瞬間の連続であるのなら、その価値に気づかないことは多い」

妻は夫といがみ合うことはあってもl、夫といっしょにいる瞬間を大切に思っていたのでしょう。


~正しい者~

赤ずきん、ジャック、シンデレラ、パン屋の4人は「お前のせいだ!」と互いに責任をなすり付け合います。こんなおとぎ話の主人公は観たことねえ。

2015031422_51_17-映画『イントゥ・ザ・ウッズ』予告編 - YouTube<みんな醜いですね。

ここで魔女が語ったのは、以下のようなことばでした。

「あなたたちは悪でも善でもない、ただのお人よしだ。だが、私はそうじゃない、正しい者よ」


4人は誰かのために行動していたところもあるのでしょう。
(赤ずきんはおばあちゃんのために、ジャックは母のために、シンデレラは王子のために、パン屋は妻のために)
しかし、いったん責任の所在を追及すると、自分以外を挙げてしまう……
これは善でも悪でもない、正しくもない、人間の醜さです。

一方魔女は呪いという「罰」を与えることで、人を正そうとしたー。
魔女が自分を「正しい者」としたのは、そのことも理由だったのではないでしょうか。

ただ、その後に魔女が黒い沼に変身するのはまったく意味のわからない展開でした。
魔女も、育てていた娘に愛されなかった可哀想な人なのだから、幸せにしてやってよ……


~自分で決める~

赤ずきんはみんなで協力して巨人を倒そうとすることに「誰かを殺そうとしているのよ」と躊躇していました。
一方、ジャックは自分の母が死んだことを知り、巨人を倒すことに躍起になります。

シンデレラは、そんな赤ずきんに、
パン屋は、ジャックに、
こう伝えました。

「みんな過ちを犯す。過去をくり返す。決めるのは自分だ。だけど、あなたはひとりじゃない。何かの選択をするとき、そばに誰かがいる」

4人はこれまでに多くの過ちを犯していました。
人間はそのような過ちを犯し続ける存在……しかし、その選択をするとき、できるだけ正しくあるために、誰かがそばにいることはできるのでしょう。

巨人を倒し、いっしょに暮らし始めようとする4人。
これまでの話を語ろうとするパン屋。
そのシーンに、つぎのナレーションが覆いかぶさりました。

「ことばに気を付けて。ことばの力は、消えぬままに返ってくることもあるわ」

これは、この映画で「人間の醜さ」を描いたことを皮肉っているのではないでしょうか。
同じ物語であっても、語りかた(ことば)によっては、その印象や伝えることは異なってくるのかもしれません。


……

ところで、シンデレラが生やしてしまった豆の木は斬られていないまま放置されているよね。
何とかしないとまた巨人が降りてきちゃうぞ。<この映画>みたいに。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2015-03-14 : 映画感想 : コメント : 8 : トラックバック : 0
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No title
ショタっ子が、オヤジと豆を売り買いしたり(※1)、牡牛のミルクを絞ったり(※2)、金の玉を披露したり(間違ってはいない)、女の子にハープを持って来いとパシリにされた挙句、巨人を釣り上げる生贄にされたりと、要素だけを抜き出せばこれだけで「イントゥ・ザ・思春の森」とか何とかタイトルを付けて100部は即日でさばけそうな薄い本が描けるのにディズニーだから誰も描かないんだろうな、というのが第一印象だった本作。

※1 隠語で豆の売り買いと言えば春を売買すること。
※2 要するに→http://dic.nicovideo.jp/v/sm8686165
  というかこっちか→http://dic.nicovideo.jp/v/sm11421907

> 『シカゴ』

ちょっと待って下さいよ!
確かに『シカゴ』もクズばかりですけれども、ミュージカル映画としての作りは最高レベルにうまいですよ! ヒロインのイマジネーションで場面が一瞬で変わったりする演出は観ていてワクワクしたものです。

> ロリコン変質者にしか見えないジョニデ様の演技

『ロリータ』のハンバート役とか演じさせてみたいなぁ…。
しかしまさか、あれほど予告編で大々的に打ち出しているジョニー・デップが早々にお役御免になり、あまつさえ頭巾に鞣されるとは。

> 一般人もひっかかるタールトラップ

大臣「大丈夫、一般人が引っ掛かれば、逃げるシンデレラの障害物になってくれますじゃ」
王子「お前マジ頭いいな」

> 「私はウィッチ、正しい者」

もともとwitchとはwizardの女性形であり、wizardとはwiseの動名詞形なので、字義的には間違ってはいないんですよね。
ちなみにhalf witchだと「半熟な…」ということで「愚か者」の意になるらしいです。(昔、某ファミコンゲームにあった)

2015-03-15 02:36 : シオンソルト URL : 編集
童話の原作を読んでからつっこみましょう。
ラプンツェルは原作そのもので、ディズニーはオマージュしたものですよ。
2015-03-15 16:00 : 通りすがり URL : 編集
Re: タイトルなし
> ラプンツェルは原作そのもので、ディズニーはオマージュしたものですよ。

ご指摘ありがとうございます。該当部分を削除します。
2015-03-15 18:40 : ヒナタカ URL : 編集
ひとひねりしたおもしろさ。
期待していたのは、おとぎ話のハッピーエンドのその後、ということで、おとぎ話が結末するまでは、ノーテンキな成功話。ところがそのあとの話で、主人公たちが人間に目覚める、という辛口のミュージカル。ソンドハイムの曲はオペラ座の怪人並に圧倒的なフレーズの繰り返し。特徴があって面白かったよ。
2015-03-15 18:58 : taki44 URL : 編集
No title
個人的にブルーレイ購入候補に入れる程今年の馬鹿映画大賞でして、ヒナタカさんも好きそうだなあ・・・と思ったら、ノリノリのレビューと裏腹に5点とやや低めなのは
>まったく尺が足りていませんし、物語は破たんしまくっています。
映画の構成としてグダグダで、ここを厳しく評価されたのでしょうか。

不評だそうですけど、私の観た劇場では「アメリカンスナイパー」以上の大入りで笑い声も絶えませんでした。
まだ悪評が広まってないのか、清く正しく古き良きディズニーフリークな方々に不評なだけで、うちの地元が悪趣味な住人揃いなだけだったら嫌だなあ・・・。

>『魔法にかけられて』『塔の上のランプツェル』『プリンセスと魔法のキス』
実は私元アンチディズニーでして、幼少時に経験した周囲の大人にゴリ推しで勧められた結果(そういう大人達は私が好きなヒーローものを有害図書扱いで貶しまくりやがったのも大きいです)「教科書アニメ」と印象付けられ、三つ子の魂なんとやらのまま捻くれて育ち、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで「毒」が盛り込まれ初めてからディズニー好きなんです(ジョニー・デップに一目惚れもしました・・・)そんな私にスマッシュヒット!な本作ですが、古参ファンの皆様、こんなディズニー邪道ファンも許してくださいませ・・・。
ただ、周囲の子を私のような子にしないよう注意してください。

>子どもにはマジで観せたくない内容
吹き替え版が来ないのも納得な大人のディズニーでしたが、家族連れとカップルばかりでした。子様達はキャッ!キャ!と笑ってましたけど、そういう言われると良いのかなあ・・・。

>ジェームズ・コーデン
そのまんま、おとぎ話の世界でポールさんがパン屋やってるようでまた「ワン・チャンス」観たくなりました。

>~赤ずきん~
いいのかい?オレさまは老女から幼女まで喰っちまうんだぜ?とまるで、某世界に誇るジャパニーメーション監督が憑依したかのような変態紳士をイケメンのジョニデ様が演じ、全世界のドMでロリコンな紳士達が歓喜で失禁しそうな糞餓鬼赤ずきんだけでブルーレイ購入決定です!
おバカ・・・いいえピュアなジャックも最高にプリティーですし!

>それぞれの物語にツッコミを入れつつ紹介しましょう
思い出し笑い殺す気ですか!?ブルーレイ発売までこのレビューで我慢出来そうです!ありがとうございました!!

>~自分で決める~
むしろ原作を歪めて綺麗事ばかりにして来たディズニーを皮肉るように「本当は~」な酷い話が多い原作風にアレンジながら、最後はディズニーらしく綺麗に絞めたと思います。

>~正しい者~
>豆の木は斬られていないまま放置されている
完全無欠の被害者は巨人の奥さんですよね・・・。
2015-03-16 00:34 : 毒親育ち URL : 編集
Re: No title
> 個人的にブルーレイ購入候補に入れる程今年の馬鹿映画大賞でして、ヒナタカさんも好きそうだなあ・・・と思ったら、ノリノリのレビューと裏腹に5点とやや低めなのは
> >まったく尺が足りていませんし、物語は破たんしまくっています。
> 映画の構成としてグダグダで、ここを厳しく評価されたのでしょうか。

本当はかなり好きな映画なんですけど、後半の展開があんまりなのと、世間の評判があんまりなので低くしたところはあります……


> >~正しい者~
> >豆の木は斬られていないまま放置されている
> 完全無欠の被害者は巨人の奥さんですよね・・・。

本当可哀想ですよね……でも殺してしまうことに本作の辛辣さを感じます。
2015-03-16 01:20 : ヒナタカ URL : 編集
この作品はあくまでも原作童話のその後を描いているのでディズニー作品のハッピーエンドの先を期待して観るとかなり評価が落ちると思いました。
願いが叶っても幸せになれるかは分からない、何が本当に大切なのか?
鑑賞後に色々と考えてしまいました。
因みに尺が足りないのは残念ながら同意です、劇中去ってしまうラプンツェルはミュージカルだとノイローゼになっていたそうですし映画化のために削られた設定もあるようです、しかしながら面白いですがやはり他人に薦めるのは厳しいですかね。
2015-03-16 02:02 : W.S URL : 編集
No title
魔女が「黒い沼」にひきずり込まれていったのは、彼女が正しくないことをしたからではなく、彼女の母親の言いつけに背いたからですよ。
2016-09-25 17:41 : とくさん URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
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