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未来への可能性 映画『トゥモローランド』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はトゥモローランドです。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:SF愛ありすぎ(そこが最高)


あらすじ


17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)はNASAのロケット工場にたびたび侵入し、解体作業を妨害しようと試みていた。
あるとき、ケイシーは見覚えのないピンバッジに触り、別世界「トゥモローランド」へと入り込んだ。
さらにケイシーの前には謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れ、彼女は再びトゥモローランドに行きたいのであれば、フランク(ジョージ・クルーニー)という男性を訪ねるよう助言するのだが・・・。




Mr.インクレディブル』『ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル』のブラッド・バード監督の最新作です。

タイトルのトゥモローランドとは日本における服飾店ではなく、ディズニーランドにおける「未来」をテーマにしたエリアのひとつのことです(パリではディスカバリーランドという名前で引き継がれています)。

また、ウォルト・ディズニーは生前にEPCOT(Experimental Prototype Community of Tomorrow、エプコット)という未来都市の計画を立てていました(エプコットの名前を冠した本国のテーマパークもあります)。

ややこしいですが、本作に登場する「未来都市・トゥモローランド」は、
(1)「ディズニーエリアのトゥモローランド」が現実の姿として現れたかのような世界
(2)「ウォルトディズニーが構想していたエプコット」を思わせるデザインやアイディアが反映されている
ということです。

トゥモローランドとは「理想郷」そのものでもあります。
特筆すべきは、本編に主人公がトゥモローランドを闊歩し、ありとあらゆる「未来の姿」を見せるシーンがあること。
ここは『ゼロ・グラビティ』や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と同じ「長回し」で撮られており、感動を通り越して陶酔をしてしまうほどに見事な未来の世界がありました。


なお、本作にあるメッセージは名作『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』に似ています
それは、「未来は自分の手で変えていけるんだよ!」というストレートなメッセージです。

いまはもう2015年。
『2001年宇宙の旅』の設定は2001年、鉄腕アトムが生まれたのは2003年……世にあるSF作品が早めの「先読み」をしていたことに比べ、今の世の科学的な進歩は明らかに遅れています。
そこで本作は、「うだうだ文句を言うな!科学が進歩したトゥモローランドは自分で作ることができるんだよ!」というストレートでド正論なことを訴えるのです。
人によっては押し付けがましいと感じるかもしれませんが、自分はこれほどの熱血なメッセージが入っている本作が大好きになりました。

知っておくといいのは、作中に登場する「Plus Ultra(プルス・ウルトラ)」という言葉。
最近ではマンガ『僕のヒーローアカデミア』にもあったので耳にした人も多いでしょうが、要するに「さらなる前進をする」ことをモットーとした言葉です。
本作ではプロモーション用に偉人たちの秘密結社「Plus Ultra」を糾弾する「Stop Plus Ultra」という組織の存在を匂わせており、作中でそれは重要なキーワードとして示されているのです。


さあて、真面目なことを書いてきましたが、ここから本題です。
本作の最大の魅力はラフィー・キャシディちゃん(13歳)がかわいくて強いことです(断言)。
352861.jpg<天使
出展:Raffey Cassidy

なんなの?あれはなんなの?
詳しいことはネタバレになるので↓に書きますが、キック・アス』のヒットガール並みの「うわようじょつよい」を体感できるとは思いもしませんでした。
ラフィーちゃんは作中で跳んだりはねたりのアクションをしているのですが、驚くべきことにそのほとんどは代役なし、CGなしのマジモンです。
強い幼女に守られたい変態紳士淑女の方々はぜったいに観に行きましょう。

ファミリー向けのファンタジーかと思いきや、アクション描写が満載、そのアイディアも抜群というもうれしい不意打ちでした。


本作は、はっきり言って映画としてはわりとどうかと思う展開が続きます
ツッコミどころ満載、論理的に考えて変すぎる超展開が続き、ミステリーとしても時間配分を誤っているとしか思えない(追いかけっこパートが多い)などなど……かなりのトンデモ映画に仕上がっていました。
「主人公の女の子がよくわかんないうちに陰謀に巻き込まれて逃げまくる」という展開は珍作『ジュピター』に似ていたりもします。

でもそんな欠点は、「俺たちが理想を詰め込みまくりました」という製作者のSF愛によってどうでもよくなります
この映画を構成しているのは「SF大好き!」「未来都市大好き!」「ディズニーランド大好き!」「幼女大好き!」という愛のみです。こんな映画、好きになるしかないではないですか。

なお本作のプロットはなかなか独創的なのですが、その背景にはいろいろなSF作品のオマージュが見えまくります。
これもパクリなんかじゃなく、SF作品への愛ばかりが見えまくるので、なんともうれしくなりました。


また、本作と前後して、同じくディズニーランドを扱いながらも映画ファンから嫌われまくりの問題作『エスケイプ・フロム・トゥモロー』を観ておくとより楽しいかもしれません。

ロイ・アブラムソン
2700円
powered by yasuikamo

『トゥモローランド』が明日への希望を高らかに謳っているのに対し、『エスケイプ~』には絶望しかない感じですからね。どちらも別ベクトルのおもしろさがあります。

多くは語りません。
つぎつぎに現れるSF的ガジェットにワクワクし、超展開にゲラゲラ笑う、そういう映画です
あんまり小さい子には話が複雑なのでおすすめしませんが、これから何か夢を叶えようとしている少年少女、夢を忘れかけている大人たちには大プッシュでおすすめです!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓









〜野暮な不満点〜

まあ何があかんって、あと58日で地球が滅ぶ理由がさっぱりわからないこと。
未来の映像では世界中で大災害が起きていたみたいだったけど、これの原因が最後まで不明のまんまです。

どうやって解決するかと思っていたら、ケイシーが「電波でネガティブなイメージを発信しているのがいけない(的なこと)よ!」ということを口走り、司令塔みたいなのを幼女爆弾アテナの爆弾で壊したら万事完結しました。それでいいのかよ!

たとえば『クレしん オトナ帝国』では「悪(じゃないけど)の組織が世界を昔に戻そうとしている」という設定があったから主人公たちが起こす行動に説得力がありましたが、本作では「そもそもの世界が変わってしまう理由」「それを解決できる理由」がわからないのでイマイチ納得しにくいのです。

本作が訴えているのは、カオス理論(小さな行動がやがて大きな出来事につながる)なのでしょう。
ケイシーがいたことで100%の滅亡率も少しだけ下がる。ほんの小さな行動でも劇的な変化をもたらす―
それはわかるんだけど、司令塔ぶっ壊してラスボス殺して解決、なのはねえ・・・。それでなんで災害(そもそも災害なの?)が回避できるんだよと。

あとは、作中で死人が多いのもちょっといやだったかも。
「死」というのはその人のすべての可能性を無くすことにほかならないので、本作のテーマとは相対するものだと思います。

ただ、何かの努力をしている若者たちのところへバッジを届け、みんながトゥモローランドを見るというラストはよかったです。
まあその光景も、みんなその後にケイシーみたいに壁に頭をぶつけたりしないかと心配になったんですが(←本当に野暮なこと言ってる)。


〜本作は選民思想か、否か〜

※コメントで、本作は「選ばれたものしかトゥモローランドに行けない」ということなどで、「選ばれた者だけが救われる」「夢見ない人間は淘汰されて当然」 と言われているような気がして不愉快である、というご意見をいただきました(原文は↓コメント欄でごらんください)。
この点に関して自分になりにフォローをしてみます。


自分の意見としては、本作は最後に「選民思想ではないか?」という批判を回避しているように思えます。

なぜなら、最後には未来へ向けて努力をしている人を見つけて、その人たちにバッジを配っているから。
よくよく考えると、このバッジを持っているだけでは本当にトゥモローランドに行けるわけではないのです(トゥモローランドの光景が見えるだけ)。
そういう未来を見て、「本当に行きたい」と思って行動を起こせる人(ケイシーなど)が、本当にトゥモローランドに行けるのではないでしょうか。

最後にケイシーが父(と弟)をトゥモローランドに呼んだのも、父が素晴らしい人間だとケイシーは知っているからだと思えます。
たとえ、父がバッジを触ってもトゥモローランドの光景を見ることができなかった(バッジに選ばれなかった)としても・・・。

ただ、バッジを与える人は最終的には「未来への希望を持っている人に対してランダム」に思えますし、どちらにせよトゥモローランドに呼ぶ人間を「選り好み」していることは否定できません(ケイシーの父がトゥモローランドの光景が見えなかったということにも、選り好みな部分が垣間見えます)。

そこは「未来を信じていれば、誰にでもチャンスがある」と肯定的に捉えたいところですが、不愉快に感じる人がいるのも致し方ないのかもしれません。


〜未来の世界〜

ケイシーがバッジを触り、トゥモローランドの世界を覗き見るシーンがもうおもしろすぎて大興奮です。

「見えている光景はトゥモローランドだけど、歩ける範囲は元いる場所のまま」というアイディアが楽しくって仕方がありません(ふつうに歩こうとすると頭をぶつけちゃうし、階段から落っこっちゃたりする)。
バッジを触ってあたふたしているのが、そのへんの浮浪者みたいな男性にドラッグをやっていると疑われているのもおもしろいですね(後で父親にも疑われている)。

そして未来の光景の素晴らしいこと(5分くらいは長回しをしてくれていた!)

トゥモローランド1<道行く人々

トゥモローランド2<シースルーすぎな乗り物

「車輪のいらない乳母車」「空中に浮くプール」「カタパルトで発射するロケット」「そのへんのお姉さんが『20光年離れたところに行くだけで大げさだわ』と言う」とか、もうフューチャーすぎるシーンを一挙に見せてくれるのが最高でした(序盤に子どものフランクが空を飛ぶシーンも最高でしたが、そこがプロローグにすぎないなんて思いもしませんでした)。


〜幼女ターミネーター登場〜

えーと本題。アテナが幼女ターミネータと化す展開は最高でしたね!
以下箇条書き

・ケイシーが『スター・ウォーズ』かぶれの雑貨屋店員に銃を突きつけられる。
・そこにアテナが「時間を止める球体」を投げつけてキャシーを救う。
・アテナはキックで敵の銃を叩き落とす(ちょうかっけえ)。
車の窓ガラスを叩き割ってしれっとパクる
・余裕で車をスイスイ運転する
・自分がどういう存在かを説明しようとするけど、めんどくさい(たぶん)から「ロボットでいいわ」と言う
トラックに盛大に轢かれる
・ケイシーはパニクるおっちゃんのトラックをパクる(ロケット発射場への侵入と合わせて前科2犯)
・トラックを超スピードで追いかけてくる幼女
・キックでガラスをぶち破ってトラックへ乗り込んでくる幼女
・言語の機能が壊れてしまったとき、「言語の機能が損傷!(←日本語)」とかわいい声で言う。

怖いよ!やっていることT-1000と大差ないだろ!
これらにゲラゲラ笑っていたのが劇場で自分だけで不安なんですが、笑うよね?

終盤で、アテネはロボット相手に奮闘していました。

アテネ1<パンチはこう避ける

アテネでんぐりよけ<腕に乗っかる

アテネ叩き落とす<武器は基本叩き落とす

あの、アテナはどこで買えますか(売っていません)。

ちなみに、女神・アテナは英雄たちを助ける役目を担っていることで知られています。

また、『ターミネーター』シリーズは「終末世界が待ち受けている中で希望を見出す」という物語なので、本作と共通しているところがありますね。


〜空飛ぶバスタブ〜

そのほかもSF×アクション描写が抜群におもしろかった!

ホログラム犬<足跡のない犬(ホログラム)にほのぼの

ターミネータどっか飛ばす<追っ手をどこか別の次元に飛ばしたり

バラバラ<『CUBE』みたいにサイコロ状にカットしたり

ギリギリ<ちぎれた腕に押さえつけられて九死に一生!

そんで脱出のために使ったアイディアはバスタブに乗り込むことでした。

これがいいアイディア?<これがいいアイディアなの?

がしゃーん<ガシャーン

飛びます<飛びます

その勢いで飛んでいったらG(重力加速度)的にやばいことになるだろ。
脱出のために家を自爆させるフランクもバブリーですこと。
この映画、コメディーだよね(いまさらなツッコミ)。

クライマックスで「数秒後の未来が見える」というのは、傑作小説『モモ』を思わせてこれまたワクワクしました。


〜トゥモローランドへ行くの、超めんどくさい〜

さらに大笑いしたのは、子どものころのフランクは「小さな世界」の乗り物にひとりで乗り込んでガターン→すぐにトゥモローランドへ行けたのに、ケイシーたちが行くときはめっちゃめんどくさかったこと。

<How to go TomorrowLand?>
(1)まず、アメリカから転送装置に乗ってパリへ移動します(副作用:喉がめっちゃ乾く)。
(2)エッフェル塔の警備員をボコって内部に侵入します。
(3)エッフェル塔からロケットを発射します。

エッフェルその1<ガッシャーン

エッフェルその2-1<シュゴゴゴゴ

エッフェルその2<めっちゃ見られている

(4)宇宙へ飛びますが、それはただの助走。ここから地球に引き返して次元移動に入ります。
(5)やっとトゥモローランドに着きました。

うん、めんどくせー。
バッジを触れば一瞬でトゥモローランドの映像を見ることができるのは、実際にそこへ行くハードルがあまりに高かったかのが理由に思えてくるほどです。


〜小ネタ〜

・はじめのディズニーのタイトルロゴ(お城)が未来都市(トゥモローランド)になっている。
遠目から見ても格好いいですね。

・映画の初めに「A113 Production」と表示される。
ブラッド・バード監督作およびピクサー映画に登場するジョーク「A113」ですが、まさかそのプロダクションがこの映画を作っているとは・・・(ジョークです)。

・雑貨屋店にはカーボナイトに固められたハン・ソロ船長の模型があった。
<こんな氷を作るグッズも売っています。
雑貨屋店主はこれを武器に使っていました。いいのかそれ。
そういえば店主は『スター・ウォーズ』の主題歌とともに登場したとき、「ハン・ソロみたいじゃないといけないだろ!」みたいなことを言っていましたね(字幕では省略されていたけど)。

・雑貨屋店では、ニール・アームストロングによる「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉が流れていた。
これは言わずと知れたアポロ11号の月面着陸のときの言葉。「プルス・ウルトラ」という言葉に通ずるところがありますね。

・エッフェル塔にはギュスターヴ・エッフェルジュール・ヴェルヌトーマス・エジソンニコラ・テスラのマネキン人形がいた。
これは前述した架空の偉人たちの秘密結社「Plus Ultra」のメンバーです。
このときにフランクが「エジソンがテスラの発明を横取りしようとしていたんだ」と説明していたのにクスっとしました。エジソンとテスラが敵対関係にあったことは有名です。

※ほかにもこんな小ネタがあるよ!というご意見を募集しています。


〜光と希望の狼〜

ケイシーは未来に対して楽観的であり、そして能動的でした。
幼少時に両親にどこかの星に行ったときに「もし、なんでもあったら?」と聞き、
高校の講義で環境のエネルギー収支ディストピアの話が出れば「私たちの力で救うことができるのか?」と先生に疑問を投げ変え、
NASAのロケットが解体されると知れば妨害行為をしてまでそれを止めようとします。

彼女は、なぜロケットの解体をするのかと聞く弟に対して、こう言います。
「考えるより、諦めたほうが楽だから」

さらに、ケイシーの父はこう言っていました。
「2頭の狼がいて、1頭は光と希望、もう1頭は闇と絶望でした。どちらが勝つか? それは、私がエサを与えたほうだ」

さらに、雑貨屋店員はトゥモローランドのことを、「賢人たちが集まり、金や企業から解放された世界」と説明します。

トゥモローランドとは、「希望に満ちた未来を考える者たち」が集まった理想郷。そこには、「諦める」人なんていない、しかも「光と希望の狼」ばかりにエサを与えることができる世界です。

それは「プルス・ウルトラ(リスクを恐れずに、もっと先へ)」という言葉とも合致します。
ケイシーが試験で高得点を手にしたのは、まさに「未来の希望だけ」を考えていたからなのでしょうね。


〜闇と絶望の狼〜

一方で、ニックス総督は排他主義であり、可能性を信じない人物でした。
その言い分は、「肥満症が出る一方で、餓死者も出る」「タイタニックは氷山を見ていたが、突っ込んでしまった。なぜか?沈没したかったからだ!」
そうして現実を論ずるだけで、未来の可能性を信じない、自分たちの安住を求めているだけでは、よい未来なんて訪れないのでしょう。

事実、ニックスは「僕のような子どもが空を飛んだら、みんなが何でも可能だと思うだろう!」と言っていたフランクに否定的で、トゥモローランドから追放までしていました。
フランクが未来に悲観的になったのも、ニックスのせいにほかなりません。これは「闇と絶望の狼」ばかりにエサをさ耐えた結果です。
ニックスがみんなに空を飛ぶところを見せたら、もっとたくさんの「光と希望の狼」にエサを与えることができたのかもしれないのに・・・。


〜0と1の組み合わせじゃない〜

アテナは自らの爆発で世界を救う前、フランクに「私が笑わなかったのは、おもしろくないからよ」と言っていました。

この言葉の意味するところにはさまざまな解釈がありそうですが、自分にはアテナが人間に対して「プログラムを超えたこと」を期待していたように思えるのです。

フランクは、アテナのことを「どうせプログラムだ、0と1の組み合わせだ」と否定的なことを言っていました。
だけど、想定の範囲に収まらないことをするのが、人間です。

それこそ、ケイシーが世界を救う鍵になったり、アテナがフランクをかばったり、あれだけ悲観的だったはずのフランクが未来をあきらめなかったり・・・その可能性は、0と1の組み合わせというだけでは計り知れないところがあります。
アテナが最後に笑ったのは、未来を変える人間の行動そのものを見ることができたからなのではないでしょうか。

フランクやケイシー、はたまた未来への希望に溢れる人々(光と希望の狼)が集まり、たくさんエサを与えられたのなら?
トゥモローランドが現実になる日も、そう遠くはないかもしれません。

おすすめ↓
ウォルト・ディズニー名言・格言集(英語・英文と和訳)
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2015-06-08 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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非公開コメント

初めまして
初めまして、いつも楽しく拝見しています。
今回はレビューを見てどうしても意見したい事がありましたので、初コメントに至りました。
まず結論から言って、僕はこの映画心底腹が立ちました。
この映画見ていて何か違和感あるなあと思って見ていたのですが
結末のトゥモローランド勧誘のシーンでそれは確信に変わりました。
それは「選ばれた者だけが救われる」もっと言えば「夢見ない哀れな一般人は死ね」と言う
僕が映像作品を見ていて最も腹立たしいメッセージが見え隠れしていたからです。
パリのロケット発射の時ボーッと携帯かざしていたりもNASAの解体もそうですが、この映画は「夢見ない人間は淘汰されて当然」
もっと言うなら「イマジネーションに乏しい凡人は死ね」とさえ言われてるような気がしました。
確かに今の世の中僕含め「イマジネーションに乏しい凡人」が大多数なのは事実ですし
そんな歯車人間が世に溢れてるのもまたそうでしょう。
でもだからと言ってそんな歯車をまるでガン細胞のように切り捨て、優秀な「夢見る人材」だけがトゥモローランドに行ける。
これってニックス総督が主張していた事と何ら変わらないじゃないですか。
その癖ケイシーはむしろ現実と向き合って懸命に歯車として生きようとしていた自分の父親を
夢見る人材としてトゥモローランドに招いている。これって要するに身内人事の何物でもないですよね?
あと見も蓋もない事言えば僕はこのケイシーが本当に魅力の無いうるさい女だと思いました。
フランクやベイマックスのヒロみたく、何か独創的な発明をしていたと言う描写もなく
この女がやった事と言えばドローン飛ばして悪質なイタズラをやっただけ。
こんな悪ガキがイマジネーション溢れる可能性の塊って言われても説得力ゼロですよ。
素直に幼いフランクとアテナの淡い恋物語に焦点当てとけば、ジブリっぽくて好きになれたかもしれませんが…
幼いフランクがジェットパックを自作しトゥモローランドを飛び回る冒頭10分くらいまではベイマックス的なワクワク感に満ちていただけに
何で素直にあの路線で突っ走ってくれなかったのか本当に残念です。
カゲヒナタさんはオトナ帝国と並べていましたが、オトナ帝国はむしろ凡人扱いの野原一家が
未来を信じて過去に囚われた連中を解放する話なので、僕はこの選民思想丸出しの映画とは正反対だと思ってます。
個人的に現状ではぶっちぎりの今年ワーストです。
2015-06-08 10:17 : ラリーB URL : 編集
Re: 初めまして
貴重なご意見をありがとうございます。
確かに本作には選民思想みたいなところが見え隠れしましたよね・・・
ちょっとこのことについて追記させてください。
2015-06-08 15:39 : ヒナタカ URL : 編集
>ヒナタカさん
返事が遅れてしまいすみません…こんな駄意見に真摯な対応感謝しています。
ご意見拝見しましたが、確かに自分の考えすぎなところもあったのかなとは思いました。
ただやっぱり選り好みと言うかそこに関してはどうしても引っ掛かったと言うか
一般人を下に見ているなという感想は正直変わっていません。
テロリストが一般人に向かってご高説をのたまい、人間そのものを全否定した劇場版ガンダム00と言う悪夢よりは遥かに希望に満ちた終わり方ですが
どうしてもアレを彷彿とさせてしまうイメージだったのは残念だと思いました。
2015-06-13 18:16 : ラリーB URL : 編集
ひとめぼれ
主演の女の子がキュートすぎますっ!!

ラフィーちゃんっていうんですねww

メモメモ・・・。
2015-06-14 01:45 : URL : 編集
No title
今日見て来ましたので感想を・・・

正直不愉快な映画でした。いびつで面白い映画でもあるし楽しめたところも結構あったので、観てる最中も何でこんなに不愉快なのだろうと眉間にしわを寄せて考えていたのですが・・・

要約すると「いいたい事は解るがうまく言えてるとは思えない」って事なんだとおもいます。映画の結論部分である世界はよりよく変える事が出来るしそれを信じ続けるべきだ、というのは私自身完全同意するのですがそれに至る過程の部分が乱暴すぎて「アンタほんとに真剣に考えましたか?」と思ってしまいます。
ラスト前にニックス総督が演説する「お前らに現実を見せてやったのに何もしなかったじゃないか。悪いのはお前らだ!」(要約)という台詞は我々の現実とリンクする重要な台詞だと思うんですが、なんと主人公達はそれに一切答えることなく悪い現実を流すモニターを叩き壊して解決って・・・
夢見る人っていうより都合の悪い現実を見ないようにしてるだけではなんて思ってしまいます。

現実のひどさや辛さ醜さを知りながらそれでもなお夢見ることや信じる事をやめない人たちが本当に強いのだと私は思ってます。
ですが諦めるな信じろと繰り返す本作のヒロインケイシーはそもそも何を信じているのでしょう。具体的には何も語られません。冒頭のテロ行為も親父さんの失職への抵抗にしか見えませんし、何か夢があるようにも描かれていません。
ただ口うるさいだけで人の役にも立ちません。立とうと頑張ったりもしません。アテネに引きずり回されるだけです。こんなにヒロインらしくないヒロインも珍しいでしょう。

正直美少女サイボーグ大暴れって作品にに振り切っちゃた方がよっぽど面白かったと思います。いかにも漫画的な敵ロボットもメンインブラック的なブラックジョークの中ならともかく、ただ不気味なだけです。首もげてたし。

最終的な疑問として監督はこのテーマを本気で信じてるんでしょうか?
なんか力入ってた描写は全然関係ないとこばっかりだったような気がします。
細かい演出部分や描写の齟齬なんか言いたいことはまだあるのですがこの辺で・・・長文失礼いたしました。
皮肉なことに今年観た映画の中で一番頭を使った映画になってしまいました。
2015-06-14 02:19 : ドニー¥ URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
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