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『心が叫びたがってるんだ。』クライマックスの意味とは?(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想は心が叫びたがってるんだ。です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:ちょっと叫びすぎているかも(言葉が)


あらすじ


成瀬順は子どものころのある事件をきっかけに、言葉を失っていた。
高校2年生になったある日、成瀬は「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。
いっしょに任命されたのは、やる気のない少年の坂上拓実、元エースの田崎大樹、優等生の仁藤菜月。
彼らも、成瀬と同じように、それぞれ心に傷を持っていた――




深夜アニメとして絶大な人気を誇っていた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフによる、完全新作の劇場用作品です。

入野自由
26885円
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この『あの花』と本作『ここさけ』は、ともに埼玉県秩父市が舞台であったり、キャラがコラボした企画が実施されていますが、基本的にはまったく別の物語として展開しています。
『あの花』をまったく知らなくても、本作は問題なく楽しめるでしょう。


本作で何よりもびっくりしたのは、子どもも劇場に足を運びそうなアニメ作品で、性を想起させる場面があったことです。
しかも、その性はある登場人物の心の傷に深く関わっています。

萌え萌えチックなアニメと思って本作を観ると、よくも悪くも面食らうでしょう。
本作における性は「居心地が悪い」ものとして描かれています

この「アニメにおいて思春期の性の悩みを想起させる」という作風で、自分は『カラフル』を思い出しました。

冨澤風斗
3294円
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『カラフル』には援助交際(売春)するシーンが間接的でありながらも描かれており、そのことに中学2年生の主人公はひどい嫌悪感を覚えていました。
一方で、主人公はセックスにとても興味を示していたりもします。

思春期って、そんなもんです。
セックスに並々ならぬ興味がありながらも、一方では汚いものと思って嫌悪する。それは誰しもが通る道です。

性にまつわる普遍的な悩みを「心に傷を負った事件」として描き、映画の重要なファクターとしていること。
ここに『ここさけ』の確かな意義と、やさしさを感じました。

ちなみに『あの花』も、何気ない言葉により、心に深い傷を負った少年少女の物語になっています。
『あの花」には幼少時に「あ◯る」という性的な意味でヒドいあだ名をつけられたかわいそうすぎるヒロインがいたよね。


また、本作はじつはミュージカル映画にリスペクトを捧げた音楽映画にもなっています

具体的に大きく取り扱われているのは、『オズの魔法使』の「Over The Rainbow」と『八十日間世界一周』の「Around The World」です。

ジュディ・ガーランド
927円
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デビッド・ニーブン
1505円
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さらにはベートヴェンの「悲愴 第2楽章」も重要な楽曲として扱われています。



そして、主人公たちが行うのはミュージカル(合唱)です。
音楽で青春を過ごした方、またはただ音楽が好きだという方には、たまらない作品になるのはないでしょうか。

サントラ
2990円
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本作で、自分は『カラフル』のほかに、今年に公開されたばかりの映画『くちびるに歌を』を思い出しました。

新垣結衣
2942円
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実写映画とアニメという違いがありますが、少年少女の苦しみからの解放が描かれていたり、重唱をする音楽映画であったり、そして「悲愴」・・・共通点が多い作品なのです。


本作には難点も多いです。

そのひとつがちょっぴり説明過多なこと。
2時間という短い尺に登場人物の背景をしっかり描いているのですが、説明口調すぎて不自然な印象がありました。

また、登場人物のセリフやキャラがアニメらしい「わかりやすさ」優先で、こちらも不自然さを感じてしまいました。
アニメとはいえ、等身大の少年少女を描いているのですから、ここにもう少し抑えた演技、はたまた画で語る演出がほしかったのです。

ミュージカルの練習シーンが皆無に等しいのも残念でした。
主体となって描かれているのは少年少女の悩みなので、そこをあえてカットした意義はわかるのですが・・・まがりになりにも音楽が主役のひとつの映画なので、「努力」のシーンは入れて欲しかったです。

そして、(本作がもっとも賛否両論を呼んでいる理由である)クライマックスの展開に拒否反応を覚える方はきっと多いでしょう。
ただ、これは作品の主題としてもとても意味のある、どうしても描きたかったことだと思います。
詳しくはネタバレに書いてみましたので、鑑賞後にぜひ読んでみてください。

そもそも、アニメという媒体で「(性が)居心地が悪い(恥ずかしい、嫌なもの)」という感情を思い切りぶつけてくる作品なので、この時点で本作を受け入れられない人も多いのかもしれません(そのことこそが、重要なのですが)。

ちょっとおもしろかったのは、モブキャラクターが映画の展開についてツッコミを入れていること。
もちろんそれは完全なメタ発言ではなく、「ひょっとしたらメタかも」と思う程度のものなのですが、「そんな展開おかしいだろ!」と思っている観客の溜飲を下げているとも取れます。
これは賛否ありそうですが、そのツッコミの入れ方はとても自然だったこともあり、個人的には好きですね。


そして……発表の段階から賛否を呼んでいた「乃木坂46を主題歌に選んだこと」も、どうしても好きになれませんでした。

この楽曲「今、話したい誰かがいる」はプロデューサーと脚本家の方が秋元康さんのところに依頼し、プロデューサーは「切ないけれど、主人公たちが前向きに生きていくというという点から、そのような楽曲で最後を締めたいという希望をくみ取っていただきました」と語っています

しかし、出来上がった曲は、作中の楽曲(ベートーベンやミュージカル)とのギャップがあるアップテンポなものですし、その歌詞には「シーソー」「コーラ」などの映画にはまったく登場しない単語がたくさん登場しています。

歌詞に関しては、「映画のコンセプトを理解した上での作詞」であって、「映画を見てまんま作詞したわけではない」。映画の主人公を中心とした心情がイメージされているが、歌詞一文字一文字が映画と合致するかというとそうではない、という的を射た意見があるので、むやみに貶めるべきものではないのかもしれません。

それでも、やはりエンドロールでアイドルソングを流すというのは、映画の作風に適しているとはとても思えなかったのです。
乃木坂46は悪くないですし、「今、話したい誰かがいる」そのものはとてもいい曲だと思うのですが……。

クラムボンミトによる挿入歌は作品の雰囲気と合っていて好きでした。


あとは、やたら「泣ける」「感動」を打ち出す宣伝もあまり好きにはなれません。
泣く、感動する、というのはしっかりとした映画のテーマが描かれてこその「結果」なので、そこばかり求めるのはあまりに短絡的な印象があるのです。

実際の映画は、登場人物の心理描写を大切にして、思春期に誰でも起こる悩みを描き、その悩みからの解放を描いているという点で、とても素晴らしい作品です。
「満足度」「興行収入」「感動」よりも、誰(本作の場合は若い少年少女)の心に響く映画なのか、どういう作品であるのかを、もっと押し出してもよいのではないでしょうか。


そんなこんなで不満を書いてみましたが、全体的にはよい作品であることには違いありません。
何より、悩みを抱えている人が救われてほしいという気概に溢れている、尊い作品なのですから。

できれば、「言葉で誰かを傷つけたことのある」人にこそ観て欲しいです
これは性への嫌悪感よりもさらに普遍的な悩みなので、本作で贈られるメッセージに救われる人は多いはずです。

前述の通り性的な話題があるので小学生にはちょっと早いですが、中高校生には大プッシュでオススメします。
思春期のときに(もしくはいまも)辛い想いを抱えていた(る)人は、ぜひ劇場へ。
アニメ好きであればヒロインに萌えまくって座席で悶絶必死ですよ(←いままでの流れが台無し)

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓










〜「青春の向こう脛」というタイトルの意味〜

坂上が考えたミュージカルのタイトルは「青春の向こう脛」でした。

向こう脛とは別名弁慶の泣きどころで、叩かれると痛〜い場所。
田崎には「内容と合わねえだろ」と突っ込まれていましたが、じつは成瀬の心の痛みを汲み取ったタイトルなのでしょう、


〜描かれた性、そしてクライマックスの意味〜

成瀬は、クライマックスで大事な本番を放棄し、あまつさえ廃墟と化したラブホテルにいました。
この成瀬の行動に、拒否反応を覚える人はきっと多いでしょう。

しかし、このクライマックスにも、成瀬の気持ちを思えばしっかりとした意味があります。
(この描写は、観客にあえて嫌悪感を抱かせるという意図もあるのでしょう)

「青春の向こう脛」では、
・舞踏会が行われてる場所(ラブホテル)は、お城ではなく処刑場だった
・少女は孤独の中で耐えるが、真実を知ってもなお舞踏会に出たいと思った。それが罪だとしても。
・少女は玉子に「城下町に火をつけたらどうか」と問われて放火をして、さらにほうぼうに悪口を言いまくるのですが、それでも罪に問われることはなかった。
ということが語られています。

これは、成瀬が自分のしたこと(父の不倫をしゃべったこと)を大罪だと認めていて、罰してほしいという気持ちが表れています。

クライマックスで成瀬がラブホテルに向かったのは、あえてひどいことをして、罰を受けるために(坂上やクラスメイトに)嫌われたいという気持ちの表れだと思います

また、成瀬は坂上のことが大好きでした。
坂上の元彼女であった仁藤に嫉妬している自分が嫌いで、その罰のためにラブホテルに向かったのではないでしょうか。

さらに、成瀬は坂上にひどい罵詈雑言を浴びせまくります。自分の声で、自分の正直な気持ちで。
坂上はその言葉をしっかりと受け止めました。
同級生に責められることもなく・・・それどころか、戻ってきた成瀬を抱きしめてくれる生徒もいました。

これは、ずっと(言葉で誰かを傷つけるという)自分の罪が重いと思っていた成瀬にとって福音だったことでしょう。

「青春の向こう脛」の最終幕では、「王子も人々も少女のほんとうの気持ちを理解した」「少女がおかした罪を許してくれた」「みんなのやさしさに、みんなのこころに感謝する少女」とあります。

これは、成瀬が救われた気持ちとシンクロしている、ハッピーエンドです。


〜正しい意見〜

クライマックスではこんなことを言う女子がいます。

「私は成瀬が(公演中に)戻ってこなくても、どっちでもいいよ。あの子にとって最悪なのはミュージカルが失敗することじゃん?それがあの子がいちばん後悔することじゃない」

これは、あの行動をしていた成瀬に嫌悪する観客の気持ちを代弁し、さらに物語のテーマである「自分の気持ちを正直に話す」ことにもつながっています。

それ以前にも、成瀬が逃げ出したときは「最低じゃない?」とつぶやく生徒もいました。

こうして、ものごとについて良い意見も悪い意見もあることは、中盤で坂上が語っていた、ある言葉にもつながっています。


〜誰かが100%悪いことなんてない〜

中盤では、ミュージカルの(少女を攻撃する)歌詞と、曲の明るさにギャップがあると愚痴をこぼしている生徒がいました。
これを聞いて、「(ものごとにはよい面も悪い面もあるから)誰かが100%悪いということなんてないんだ」と言いました。

成瀬はこの言葉に涙します。
なにせ、彼女の父親は「ぜんぶお前が悪いんじゃないか」と告げて、去って行ったのですら。

坂上はその涙の理由を知りませんが、観客は知っています。
この、ヒロインと観客だけが気持ちを共有しているシーンが大好きでした。

言葉は人を傷つけることもあるけど、救うことだってできるんです

「誰かが100%悪いことなんてない」というのは、坂上の両親の離婚、仁藤の救いの手に坂上が答えられなかったこと、ケガのためにふさぎこんでいた田崎・・・と、登場人物それぞれの心の傷にも関わっています。

人間は、よい面も悪い面も持ってる複雑な存在であること。
人間はどこかで罪を犯しているもの。
それを認め合い、伝えることも、大切なのでしょう。


〜名前〜

成瀬は、「自分のせい」で苗字が変わっていました。
その後に、彼女はずーっと「成瀬」という苗字で呼ばれていたことになります(近所の人には「順ちゃん」と呼ばれていましたが)。

成瀬という苗字は、彼女にとって「(父が出て行ったのは)自分のせい」であることを思い出させるものだったのではないでしょうか。

劇中で坂上に呼ばれたのも、「成瀬順」というフルネームのただ1回のみです。

だけど、最後に付き合う関係どうしになったら……彼女は田崎に「順」というファーストネームで呼ばれるのでしょう。
そのことでも彼女は、また救われるのではないでしょうか。そんな希望を思わせるラストでした。

↓おすすめ
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2015-10-03 : 映画感想 : コメント : 16 : トラックバック : 0
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非公開コメント

非常に繊細かつ緻密なレビュー、参考になります。
今、上映されている邦画で一番気になっていた作品だったのですが
作中の心理描写を繊細かつ緻密な分析をされた、ヒナタカ氏のレビューを見て絶対に観に行こうと決めました。
2015-10-03 13:53 : Kumagai URL : 編集
今年一番カチンときた作品
単純に映画の出来云々はともかくとして、話がとにかくノれなかったですね…
好みの問題なんでしょうけど、僕は蔑まれた対象が最後に何かを掴んでハッピーエンドってのが好きなので
ラスト数十分の展開で「はぁ?」と心の中で叫んでしまいました。

序盤から嫌な予感はありました。自業自得なのに娘に八つ当たりする両親や
選手生命完全に絶たれたような怪我ならともかく
数ヵ月安静で治る怪我であそこまでカリカリする田崎(あれだと肘の炎症ってとこでしょうか)
そんな田崎を「ポンコツ」だの言う後輩たちもどうかと思いましたね。朝練サボって怒られるのは当たり前だろうと

でもまあこんなのはいいんです、このくらいなら全然許せる出来でしたし、不満こそあれどこんなもんかなと思ってました。
ここから素直にミュージカルに向けて進んでいけば良かったんですが
止せばいいのに何でそんな事するかな…急に成瀬と坂上と仁藤の三角関係でまた揉めに揉めます。
ここは人それぞれ意見はあるでしょうけど、卵の殻を割った王子様が坂上なら
この映画に関しては失恋で終わる展開は僕は正直どうかと思うんですよ。
しかもラブホの下り(今年見た中でも進撃の巨人の超大型巨人が爆弾を取ろうとするシーン級の珍シーンでした)が終わってもなお
坂上は仁藤が好きで何かミュージカル終わってめでたしめでたしな空気でエンドロール…
別に坂上と仁藤の下りが描かれてない訳ではないですし寄り戻してもいいんですけど
これでは蔑まれ続けてきた成瀬に対して余りにも残酷すぎないですか?
「悩めるイケメン君は、元カノのクラスのマドンナと寄りを戻してね。そこのちんちくりんどもり女は野球部の濃い顔とでもくっついとけ」
そんな歪んだメッセージが透けて見える気がしてどうも駄目でした。
僕がこの話で見たかったのは「美女と野獣」であって「ノートルダムの鐘」ではないんですよ。
こんな残酷極まりない三角関係で話終わらされても、正直納得は到底出来ないです。

出来はともかくこんなに映画館で怒ったのは「おおかみこどもの雨と雪」以来でした。
2015-10-03 18:58 : ラリーB URL : 編集
No title
>〜「青春の向こう脛」というタイトルの意味〜
私の一言感想:ああ!痛い!痛い!思い出が痛い!!
青春の向う脛を蹴られまくりたい精神的ドMな方。劇場へ走れ!!

>本作における性は「気持ち悪い」「居心地が悪い」ものとして描かれています。
ちょっと違うかもしれませんが、私と悪友たちにとって青春期の性は「憧れているけどメンドクサイもの」でした。早く童貞捨てて~!でも風俗だの援交はイヤだあぁ・・・!(←何さまのつもりだ。なプライド)てか生オッパイ見てえ!触りてえ!○○○ってどんなんだろう・・・。男子が三人集まるとこんな事ばっかりボヤいてました・・・。
一方、拓実が順を自宅のトイレにつれて行くシーンではコミカルに描かれていて爆笑してしまいましたけどね!
いやでも、あんな状況に付き添ってくれる男の子ってかなり胸キュン紳士じゃないですか?・・・虎影お父さんっぽくて。

>ミュージカルの練習シーンが皆無に等しいのも残念でした。
ああ!確かに何か物足りない・・・と思ったらそれです!
私の学生時代は学校行事とかメンドクサイ・・・とダルい系を装いつつ・・・拓実達のように「メンドクサイけど楽しい何かを起こしてくれるヒーロー」を待っていたヘタれだったもので。
大道具や衣装を作っているシーンはワクワクしていたのですが、歌唱の練習シーンも欲しかったですね。声優さんも美声で唄上手い人が多いだけに残念です。

>ラブホテル
住んでる場所がバレそうなのですが、私の地元にもとても個性的な・・・本作では女の子の心をくすぐる「お城」ですが、男の子の心をくすぐりまくる○○の形を取ったラブホが有りまして(現在も営業中の老舗です)・・・幼稚園の頃から憧れの場所でした。・・・真実を知ったのは高校生になってからです。

>あえてひどいことをして、罰を受けるために
裁判で心象を悪くし不利になるだけなのに、あえてふてぶてしい態度を取る被告の真意はこうだとう説を思い出します。

ちょっと本作のテーマを解っていないヒネくれた愚痴を言わせてください。
>なにせ、彼女の父親は「ぜんぶお前が悪いんじゃないか」と告げて、去って行ったのですら。
お父さんも本心からでなく失言なんでしょうけど。個人的に、このシーンでは紙コップをスクリーンに投げつけたくなる衝動に駆られる程怒りました。テメーの下半身が全部悪い。バレたら潔く腹を括れない奴が不義などはたらくな!
田崎君を悪く言う後輩達の言い文もどうかと。故障をエース一人の責任にするはチームとしてどうかと思います。特に野球は投手の負担が大きい競技ですし。第一田崎君のおかげで善戦出来ていたと言っていますし。

あとラリーBさんのおっしゃる三角関係の決着にも激しく同意です。
2015-10-03 19:15 : 毒親育ち URL : 編集
No title
ヒロインにとって重要なのは王子様と舞踏会っていう
空想そのまんま夢であると思ったので
ヒロインからは性的なものの嫌悪も興味も
感じられませんでした。
2015-10-04 03:43 :   URL : 編集
Re: No title
ラリーBさん、毒親育ちさん、毎度コメントありがとうございます。
ラリーBさんの、田崎の怪我のこと、三角関係への不満はものすごくわかります。
自分んもあの父親は、ぶん殴りたくなりましたよ、毒親育ちさん。

> ヒロインにとって重要なのは王子様と舞踏会っていう
> 空想そのまんま夢であると思ったので
> ヒロインからは性的なものの嫌悪も興味も
> 感じられませんでした。

そうですね。ちょっと「青春の向こう脛」の内容を曲解しすぎたので該当部分を削除しました。
ご指摘感謝です。
2015-10-04 05:11 : ヒナタカ URL : 編集
No title
性を「嫌悪」「気持ち悪い」は言い過ぎじゃないかと思いました。
上のコメントの通り成瀬からは性への興味も嫌悪も感じられないので、成瀬関連のシーン以外で性をはっきり想起させる場面はたった2つです。
一つは駅で田崎が仁藤に「城いくか」と軽いノリで言う場面。ここで田崎は性に関することをジョークにします。仁藤は城がラブホで既に潰れていることを知っていて、それを指摘されて照れます。ここから仁藤は実は性に興味があることがわかりますが、嫌悪のようなものは感じられません。
二つ目は、坂上と仁藤が同じクラスのカップルのキスを目撃する場面。ここで仁藤は「学校であんなことを」と憤慨したようなセリフを言いますが、顔は赤くなっていて、嫌悪というよりは照れや興味です。それにこの場面自体、坂上と仁藤の中学校時代の話へスムーズに移行する機能的役割が大きいと思いますし。
以上のシーンは仁藤の「性的なことに興味はあるけど照れや恥ずかしさが優っている」というキャラ付けにはなっていますが、この作品はラブホなどの性的な記号が出てくるだけで、性への「気持ち悪い」などのネガティブなメッセージを発しているとは思えません。
あ、もう一つ神社のおっちゃんが坂上に「いい女とヤりたいとかな」と冗談をかます場面がありましたね。まあ坂上はそこでさらっと受け流しますし。
2015-10-04 09:40 : URL : 編集
Re: No title
> 性を「嫌悪」「気持ち悪い」は言い過ぎじゃないかと思いました。

そうですね、おっしゃるとおりのふたつの場面と、成瀬が後であの場所の正体を知る、ということだけですし。
居心地が悪い、は残して。少し直します。
2015-10-04 10:07 : ヒナタカ URL : 編集
No title
私は乃木坂のファンでもなんでもないのですが...主題歌の件は単にヒナタカさんがアイドル、特にAKBグループ、もっと言えば秋本康が嫌いなだけなんじゃないですか?
歌詞が全て合致しないといけない、みたいな事を言われるのは単に非難する要素を探してるだけじゃないですか?
また、良い曲だと思われているなら単にアップテンポすぎるからイメージと違うって事になりませんか?
ああいう大所帯アイドルグループの歌はそもそも合唱のようになりますし非難するような事ばかりではないと思います。

っていうかベートーベンやミュージカルのような曲が主題歌としてラストにかかるのってそれもどうなんですかね。ミュージカル後にまんまミュージカル調の歌が流れるんですよね?
洋画のクラシックならともかくこのアニメだと野暮じゃないですか?
2015-10-04 12:49 : 匿名 URL : 編集
No title
理想的な桃源郷の世界だと思いましたよ。
さすが、アニメ。さすがお涙頂戴物。見て後悔した映画は久しぶりです。個人的な意見です、高評価が多いようですね。

長年蔑んで来た娘に対する心理描写が少ないにもかかわらず、来て欲しいと与えた一回きりのチャンスに素直に向かい、素直に改心するような母親の描写を見て嫌悪感が湧き出てしまい、毒親持ちは見るモンじゃ無いなと苦笑しました。
三角関係についてはリアルなら、そうだよね。で、何も感じませんでした。
アニメを1クールやって、それぞれの心理描写を掘り下げてから総集編としてやるべき作品。やっぱり、あの花だから2時間は無理だったか。という印象をうけました。
私の中では理由をつけて罰を受ける為に見る作品です。
2015-10-05 13:57 : 厨二病 URL : 編集
最近知ったんですがこれの脚本書いた人って「アクエリオンEVOL」の人なんですね…
「あの花」は見てないんですが「アクエリオンEVOL」にも正直良い感情を持ってないので
これに激怒するのもまあ納得してしまいました。

>厨二病さん
>三角関係はリアルならあんなもん
確かにそうですけど、こう言う話でボクは「リアルな」恋愛劇はいらなかったような気がします。
厨二病さんが仰る通り家庭の問題とかクラスのまとまりが割とトントン拍子で進んでいくような話ですから
別に恋愛だってファンタジーで良かったと思うんですよ。演劇だと思ってたらマジ告白だった…みたいな
都合の悪い事はファンタジーやノリで済ませる癖に「でも現実こうだよね」みたいに
最後の最後で冷や水ぶっかけるような展開は僕は大嫌いです。
コメントでも書きましたけど僕は頑張っても結果報われない「ノートルダムの鐘」よりも
多少ご都合主義でもちゃんとハッピーに着地する「美女と野獣」の方がこの映画には合ってたんじゃないでしょうか?
2015-10-06 05:41 : ラリーB URL : 編集
No title
自分も本作みたのですが、自分は「あの花」をそこまで好きになれない人なので一言だけ。

自分も乃木坂の曲は合わなかったですね
匿名さんがコメントを残してますが、自分はせっかくのミュージカルの流れがあるのならばそれを残してほしかったし、あと歌詞、、初っ端のブランコ、シーソーの比喩ともいえない適当な表現たちは気になりましたね~。
単純に、言葉、ミュージカルを扱った(?)映画なのにもったいなかったです。

ちなみに自分は最近エンドロール時に流れる曲だと
キングスマンの[Get Ready for it]がヒットしました。
曲調・歌詞ともに座席で聞きながら余韻に浸るのはよかったな~

ヒナタカさんが時間あるときにでもそういった主題歌(?)特集記事書いていただければと思ってます
2015-10-06 18:31 : ついでに URL : 編集
はじめまして
ここさけ信者な者です。
何となしに感想など書いてる人は居ないかと検索したら
辿り着きまして丁寧なレビューと、クライマックスの意味、という所に引っかかりまして、
コメント投稿というのはしたことがない人間なのですが初めて筆を執りました。

お気に入りの娘は意中の人と結ばれて欲しいと思う派なので
ラストを含め拓実くんにはガッカリなのですが、
内容のまとまり方としては非常に良いのではと思っています。


順がラブホへ行った意味がレビューで非常に納得の行く解説でなるほどっ!と思わされました。

自分なりに思った事を追加するならば、後半への流れの部分で、
物語を書いている順が途中で「王子さまの気持ちを考えていなかった」ことに気づき、
自分からエンディングを変えたい、と思った事が話の内容を暗示していて、
当初の一方的な順の愛の叫び、というのがエンディングになっていたら順は拓実と結ばれていたのだと思います。
(拓実自身も好きだったんだけどなーと言っています。)
ただ、王子を思ってエンディングを変えてしまった順からすると
拓実の幸せを願ってしまったので拓実が本来好きだった菜月と結ばれるのが正しいと思ったのだと思います。

そこにどっちも言いたい事なら、と2つを同時に歌い上げると言う形で
どっちに転んでも良かったはずではあるのですが、順と拓実でくっついてしまうと
他2名が本当に脇役になってしまうのでこういう形になったんだと思います。

また、王子(拓実)と玉子が同じ声優さんという点も巧妙でどちらも順の心を惹いてやまない存在であり、
「順を不幸にするもの」として捉えるとやはり拓実とは結ばれない存在なのだと思います。
あと、野球部エースとチアリーダーが付き合うというのが伝統になってる、
というエピソードを出してきたので、その2人でくっつく、というのがストーリーを変更しなければなっていただろうと言う布石なのでしょう。
総じて順が願った(書いたシナリオ)通りに現実も進行する訳ですが
玉子役(田崎)と結ばれる、というのは皮肉も効いてて中々に面白い終わりだと思いました。


そうは言っても拓実くんは許せません…(笑)
菜月の事そんなに好きだったの?というくらい愛が劇中では伝わりませんでした。
本人もそういうのから逃げていた、とは言って居ますがそれで片付けるには厳しかったです。
また、「お前の声が聞きたいんだ!」とか口説き文句を言っておいてサラッと好きな奴が居るんだって言ってしまう辺り、ひどい人です…。
あれだけムードのある場所なんだし順の魅力に負けてあげてよ…とは思いました。

また、順は順で散々に拓実と菜月の悪口を言って数分も立たないウチに「お陰」と言うワードで
コロっと変わってしまう順もちょっと強引に思いました。
まぁ、本当は憎みきれてない、と言う事なのでしょう。

田崎や菜月、拓実については漫画版(中学生エピソードや選抜戦までのエピソード)
で補完されてるだけあって
映画の尺だけではキャラクターの掘り下げは厳しかった所もありますね。


性について、という形でラブホの話が出ていましたが
どちらかというとお城・王子さまという順が描いていた憧れの対照で
お城の景観を持つものがラブホくらいしかなかったに過ぎないと思います。
実際拓実の視点で中の様子は現実的に具現化しうるメルヘンの世界という
それまでの学校生活の画と違うロケーションでラストに相応しい場所でした。

EDの合う合わないという点ですが、自分の感想としては悪くはないと思う。です。
挿入歌前の演出が冬を感じさせる木枯らしから入るから合わないと感じるのではないかと思うのですが、
主題を総じて考えると青春という爽やかさと甘酸っぱさ、が歌に滲み出ていれば
作品には合った曲なのでは?というのが僕の個人的な感想です。
○○○4xという系の歌手の事はてんで分かりませんが不似合いという程
的ハズレな曲ではなかった様に思います。


長々と書きましたが一言で纏めると順が小動物みたいで可愛いなーって愛でるアニメだと思います(笑)


ネタバレすぎるコメントですみません。
また機会があったらお邪魔させていただくかもしれません。





2015-10-17 20:59 : ネーヴェ URL : 編集
何を知ってか
初めまして
私はここさけを見てきていますが
貴方は何を知って偉そうに書いてるのか全く理解できません
だいたい、ミュージカルの練習と言いますが、貴方が隣のクラスだとして、ミュージカルの練習を見ますか?それより、ミュージカルは何と思ってるか疑問ですが、少なからずミュージカルの練習風景は描かれてますよ。
それに練習風景を多く描いてしまえば放映時間がオーバーしてしまいます。
そもそも、青春の向こう脛は拓実の案となぜ分かるのですか?
貴方は何も見てないですね
作中から、大樹『そういや、これ(作品)のタイトルって決まってるのか?』拓実『あー、確か「青春の…向こう脛」?』大樹『だっせぇー。てか、中身と全然あってねぇぞ!?』
つまり、拓実が考えたかどうかは分からないのですよ。もし、本人が考えたのであれば、拓実だけで考えるのは無理ですが、あくまで推測ですが順なら考え付くでしょう。
大樹がグロいな等言っているのは全て順の台本からです。
更に、貴方は感動や泣けるを非難していましたが、そのような発言をしていてなぜ言葉で傷つけたことのある人を限定にして見た方がいいと言うのでしょうか?それなら傷つけた人も傷つけられた人も見る、もう少し付け加えるなら、いじめで例えると傍観者が一番見て傷つくとはこういうことを学んだ方がいいとも言えます。
アニメばかり見ていて、自分の考えに酔いしれる方がいっぱいいらっしゃいます。ですが、勘違いしないでいただきたいのは、アニメ文化と日本全体で言われてる昨今、アニメ文化はアメリカの方が根強いことをお忘れなきよう。忘れているならディズニーを思い出してください。
私は数多くの知ったかぶりを見てきましたが、貴方は知ったかぶりではなく、勘違いしてるだけだと想うのです。
私は少なからず、心が叫びたがってるんだ。は好きですが、あの日見た花の名を僕たちはまだ知らないは無知です。
貴方の言葉には偏りや含みが多すぎます。心が叫びたがってるんだ。をもっと高校生だった自分を通して見てください。
映画は見る人がその本質を見ようとしなければ、感動なんて生まれません。
2015-11-09 17:30 : くっすー URL : 編集
No title
初めまして三角締めさんことカミヤマさんと仲良くしてるダーク・ディグラーと申します。

個人的には良くも悪くも長井&岡田&田中トリオだなって感じました。

最初観たときは怒りましたが自然体のアニメプランは良かった。
(このトリオの特徴)

だけど順が本番バックレるあたりのシーンはホント不快でした。

順甘やかしてその後なんだかんだいっても丸く収まるよね的ラストはこのトリオが映画を甘く見てる証拠です。

今長井と岡田のコンビがガンダム作っててガノタから一斉に絶賛されてますが僕から言わせればそのガンダムもツッコミ所満載です。

長井も岡田も昔から”引き”や“興味の持続”は得意ですがその後グダグダになると言う欠点がありましてどれもオチがないのがこの二人の特徴というか欠点です
2015-11-20 20:40 : ダーク・ディグラー URL : 編集
Re: No title
> 初めまして三角締めさんことカミヤマさんと仲良くしてるダーク・ディグラーと申します。

カミヤマさんに“重度のアニオタ”認定(超失礼)されていた方ではないですか!よろしくです。

> 個人的には良くも悪くも長井&岡田&田中トリオだなって感じました。
> 最初観たときは怒りましたが自然体のアニメプランは良かった。
> (このトリオの特徴)
> だけど順が本番バックレるあたりのシーンはホント不快でした。
> 順甘やかしてその後なんだかんだいっても丸く収まるよね的ラストはこのトリオが映画を甘く見てる証拠です。
> 今長井と岡田のコンビがガンダム作っててガノタから一斉に絶賛されてますが僕から言わせればそのガンダムもツッコミ所満載です。
> 長井も岡田も昔から”引き”や“興味の持続”は得意ですがその後グダグダになると言う欠点がありましてどれもオチがないのがこの二人の特徴というか欠点です

自分はじぇんじぇんスタッフに明るくないので参考になります。
個人的にはあの順の描写は「あえて観客に嫌悪感を抱かせる」という勇気のある描写であるとは思いました。
でもグダグダ感は否定できないところがありますね。
2015-11-21 08:45 : ヒナタカ URL : 編集
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2017-01-24 09:02 : : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

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