映画『コードネーム U.N.C.L.E.』だいたい仲が悪いバディ・ムービーだった(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)
個人的お気に入り度:6/10
一言感想:相変わらずスカしていますね(褒め言葉)
あらすじ
東西冷戦まっただ中の1960年代前半。
CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)と、KGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)はある出来事をきっかけに、国際犯罪組織を制圧するために手を組むことになる。
2015年はスパイ映画の「当たり年」のようです。
・『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(みんなが楽しめるトム様万歳スパイ映画)
・『キングスマン』(不謹慎さが最高のスパイ映画)
・『コードネーム U.N.C.L.E.』(本作)
・『007 スペクター』(大本命の超真面目スパイ映画):12月4日公開(11月27日(金)から29日(日)まで先行公開)
さらにはIMDbで8.1点、Rotten Tomatoesで91%と、すさまじい高評価の『ブリッジ・オブ・スパイ』が2016年1月8日(金)公開となります。スパイ好きにはたまんねえな。
あとは、ポール・フェイグ監督のアクション・コメディ『スパイ』も2015年に全米で公開されています(だけど日本公開日が未定なのが解せぬ。早く公開されますように)。

さて、『コードネーム U.N.C.L.E.』は、1960年代のテレビドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイクとなっています。
(タイトルのアンクルとは“United Network Command for Law and Enforcement”(法執行のための連合網司令部)を意味しています)

いまでもこのテレビドラマは日本で根強い人気を誇っているようで、ファンも多数。「気ままにお気らく偏愛日誌」というブログがめちゃくちゃ詳しいので、本作の元ネタを知りたい方は読んでみるのもいいでしょう。
イリヤ(主役)に萌えている淑女の方が大変多いようですね。
↓
新旧イリヤ考 the most angelic and the most gigantic.(ナポレオン・ソロvsコードネームアンクル)
The Man From U.N.C.L.E.(カテゴリ)
そして、本作の監督はガイ・リッチー。『ロック・アンド(略)』や『スナッチ』でのオサレ感(語弊あり)に熱狂した方もきっと多いことでしょう。


しかも『シャーロック・ホームズ』2作とは違い、ガイ・リッチーが脚本も手がけた作品になっています(2008年の『ロックンローラ)以来)。
あの軽妙な語り口、一癖も二癖もありすぎな登場人物、ガチャガチャとしつつもスタイリッシュな画面の切り替え、そうしたガイ・リッチー節を期待している人にとっては、本作は「待っていました!」な作品になるのではないでしょうか。
また、『リーサル・ウェポン』『ラッシュアワー』『メン・イン・ブラック』などに代表されるバディ(コンビ)ものなのですが、まあ主役ふたりのキャラが濃いこと限りないです。

ソロはすっげえ大人な余裕を見せるキャラで、ひょうひょうとしています。
イリヤは超マジメだけど、怒りを抑えられない情緒不安定なところも持っています。
このふたりをヘンリー・カヴィルとアーミー・ハマーというイケメンが演じているので、きっとブロマンスなハァハァを求めている淑女の方も多いと思いますが、残念(?)ながらだいたい仲が悪いです。
具体的な仲が悪いエピソードは↓に書くことにしますが、仲が悪いどころかかなりひどい関係(笑)となっていますので、それをむしろ期待しましょう。
本作の何よりの長所は、軽快な語り口と、ガイ・リッチーの個性が爆発しているアクションシーンです。
主役ふたりのやり取り、皮肉が楽しくって仕方がありません(黄色い字幕にはクエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』っぽさを感じたりもしました)。
中盤から登場する悪役の「いかにも」な個性は、「ああ、ガイ・リッチーだわこれ」と存分に思わせてくれます。
アクションはオープニングからフルスロットル。ときには主役が人間離れた身体能力を見せたり、間抜けな醜態をさらしたりと、飽きさせません。
スプリット・スクリーンの使い方もなかなか気が利いています。
ガイ・リッチー作品はちょっとクセのあるものが多いですが、本作は痛快な娯楽作。『シャーロック・ホームズ』かそれ以上に万人向けなのではないでしょう。
難点は、こうした(悪く言えば)スカした言葉遊びや演出に、多少なりとも好き嫌いが分かれること。
全編にガイ・リッチー監督の「俺の映画格好いいだろう!」(ドヤァ)が見えまくります。まあ監督のファンであれば欠点どころかごほうびみたいなものでしょう。
気になったのは、かなーり展開に強引なところがあること。
クライマックスでは位置関係がわかりにくくなるシーンもありましたし、(観ている間は気にならなくても)ツッコミどころもそれなり以上にあります。
深く考えたら負けなのかもしれませんね。
最後に豆知識を。
中盤にソロがトラックに乗ってラジオを流すシーンがあるのですが、ラジオの周波数をいじっているとき、ドラマ版『ナポレオン・ソロ』のテーマ曲が一瞬だけ流れているそうです。
ドラマファンであれば、感涙ものなのなかもしれませんね。
何にせよ、オシャレなアクション映画を観たい方すべてにおすすめ。
ガイ・リッチー監督ファンはもちろん、2015年のスパイ映画をすべて堪能したい方も、ぜひ劇場へ行きましょう。
以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓
〜野暮な不満点〜
スパイ映画なので、あーこの美女が裏切るんだろうなー知ってるーって思っていましたが、やっぱりそうなりました(笑)。
それはいいんだけど「裏切らせたのは最終的に敵を潰すため」という真相はやはり納得しづらいものがありますね。
イリヤが「要約すると、俺たちは裏切った女を、助けに行くってわけだ」とヤケクソ気味に言っていたのには大笑い。「その要約は適切とは言えないな」と返されていたけど、その通りとしか思えん。
あと、敵はなんでパパのほうを殺して、娘のほうだけ生かしたんたんだろう?もう利用価値がないのでは?
終盤のアクションシーンで、特攻で雑魚を始末しまくり→隠されたジープに成り行きで乗って追跡・・・という流れはあまりノレませんでした。
こいつらほとんど作戦を立てれていない気がする。
クライマックスで、ダミーだった爆弾を発射させて黒幕をドーン!という流れは大好きでした。
でも着弾までの時間が短すぎて、それだったら運んでいる途中の核爆弾もドーン!になっちゃいませんかね?
まあ、黒幕があたりを見ると部下たちが船からジャンピンしている→電話切れる→船ごとドーンの流れは大爆笑できたのでいいんですけど。
〜凸凹コンビ〜
冒頭のアクションシーンで、イリヤが後部座席を素手でこじ開けたのはたまげました。お前はT-1000か。<戦闘能力は大差ないんじゃ。
ソロは「銃で撃つのはなんか卑怯な気がする」ってイリヤに言っていましたけど、あんな怖いヤツふつうは撃っちゃいますよ。
ソロとイリヤがお互いがお互いの盗聴器を「これは、ソ連の、盗聴器だ」、「これは、アメリカの、盗聴器だ」と言いながらポイポイ相手に渡すシーンには大笑い。ソ連の盗聴器のほうが小型化が進んでいましたね。
ソロはCO2レーザーで研いだニッパーを使ってがんばって鉄格子を切ろうとしていましたが、イリヤはCO2レーザーそのものを使って鉄格子を切っていました。
イリヤはKGB仕込みの掌底打ちで敵を気絶させますが、ソロはなんなく金庫を開けたものの警報装置を作動させたりします。
しかもソロは美女に薬を飲まされて眠っちゃうしなあ・・・<眠る前に「頭を打たないよう」ソファーに倒れるのがムカつく
あれ、なんかイリヤのほうがいろいろと上手な気がする。
〜目の前の問題をガン無視するソロ〜
ソロはモーターボートから落ちてしまいますが、水から上がった場所にあったトラックの中にあったサンドイッチを食べ、余裕をこいてラジオの音楽を聴いていました。目の前でイリヤが機関銃で追われまくっているのに。
流れている曲が「Che Vuole Questa Musica Stasera」(芸人・ヒロシが使っているアレ)というのもシュールすぎるな。
終盤でイリヤに助けられたソロは、自分を拷問した男を救うかどうかを迷います。
「あの男はまだ重大な情報を知っている」「CIAはヤツを雇うかもしれない」「少し考えさせてくれ」。そのすぐそばで男が電気椅子で死に向かいまくっているのに。
いやーこいつ主人公と思えねえくらい鬼畜だよね。ぜったい友だちになりたくない。
ソロはイリヤの生い立ちについて、侮辱とも言える言葉を放っていたしね。
拷問男は、子供の頃に平凡すぎていじめられていた→苦痛を知った→苦痛を与えることを喜びとした→戦争が起こって拷問やり放題!渡りに船だ!というなかなか濃いキャラになっていましたね。死んじゃったけど。
〜怒り〜
作中では、たびたびイリヤは怒りに震えています。
(あのトイレの洗面所を陣取って、「女子トイレに行けよ」とかほざいていたやつは消し飛べ)
これがイリヤの唯一にして最大の弱点。
逆に言えば、この点のみでソロはイリヤよりは大人(器が大きい)ですね。
最後にイリヤは上司に諭され、ソロが予備のディスクを奪ったと思い込みます。
銃を手をかけたとき・・・ギリギリのところでソロはディスクをイリヤに見せ、イリヤの父親の時計を返しました。
イリヤは、ソロを「カウボーイ」と呼んでいました。
カウボーイはスラングで“やんちゃ坊主”、“目立ちたがり屋”、“無茶な運転をするドライバーということを示しているので、なんとかイリヤはソロをコントロールしようと考えていたのでしょう。
でもけっきょくはソロのほうが上手なんですよね。
そんな長所と短所がわかりやすーいふたり。さらなる活躍を期待したいところです。
おすすめ↓
コードネーム U.N.C.L.E. 【感想】 - から揚げが好きだ。
じつはデヴィッド・ベッカムが出演していました↓
(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
わざわざIMAXで見るほどではなかったかなってとこですね。
良かったとこはやっぱ怒濤の如く畳み掛けるジョークとオフビート会話ですかね。
キザで軽いCIAソロと真面目堅物なKGBイリヤと謎の美女MI6ギャビーのトリオは素直に微笑ましいと言うか
いがみ合いも何だかほんわかできました。「仲良く喧嘩しな」ってこういう事なんですねw
ヒナタカさんが仰るように電気椅子のシーンやボートのシーンは僕含め劇場で爆笑が起こってましたけど
僕個人としては金網カッターの下りが一番笑えましたねwソロの脇の甘さとイリヤの抜け目なさが良く出てるシーンでした。
反面ストーリーはやや弱いかな…と。特に悪役が僕はイマイチでした。
比べるのもなんですけど「キングスマン」のヴァレンタインとか「MI ローグネイション」のソロモン・レーンのような濃い悪役を見ちゃってるんで
何かオチ含めあっさり…な印象でした。脇にそれたじゃれ合いが楽しい分本筋は薄味だったんで次回に期待ですね。
っていうかあの場面は「目の前の問題を無視するソロ」っていう意味じゃないじゃん...。ギャグのつもりで書いてるのかな?
淑女ではありませんが、イケメンさま同士のツンツンデレデレを観に行ったら、ギスギスバチバチでした。
外にもイケメンコンビ様によるスタイリッシュにお約束の連続、すみません!大好物です!これだよ。エンターテインメントてのはさ!こういうので良いんだよ!?ディスク買います!!
>さて、『コードネーム U.N.C.L.E.』は、1960年代のテレビドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイクとなっています。
恥ずかしながら未観です。オリジナルのナポレオンはおじさんなんですね(ヘンリー・カヴィルだって、もう「おにいさん」って歳じゃないけど)うん。こっちも美味しそ・・・。
>ソロはすっげえ大人な余裕を見せるキャラで、ひょうひょうとしています。
戦中の所業が史実だと思うと笑えないレベルのクズなのに、不謹慎ながら笑ってしまいました。
てか「ミケランジェロ・プロジェクト」の公開中にこんな奴を主人公にした作品流すとかね・・・「ナポレオン・ソロwihtナチスvsミケランジェロ・プロジェクト」なんてスピンオフ作って欲しいとか言ったら、アメリカとヨーロッパの人達に怒られるでしょうか。
>イリヤは超マジメだけど、怒りを抑えられない子どもっぽいところも持っています。
世のカワイイもの好きなお嬢さん方、劇場へ走ってください!
ターミネーター級の超人アクションで度肝を抜いてくれかたと思えば、自制心が効かない(それでも必死で耐える所が超カワイイ!)というスパイとして致命的な弱点持ちの有能ポンコツくんとか・・・。これが自分より頭二つ大きそうな長身イケメンなんですよ!
すげえカワイイ!ってか愛くるしい!!猛男を超えそうな今年の私的萌えメンアワードにノミネート!ギャビー代われ!代われよ!代わってください!お願いします!!
>~野暮な不満点~
世の中にはこれが許されるってか笑える映画と笑えない映画があると思いますが、個人的に本作は前者でした!
>~目の前の問題をガン無視するソロ~
ヘンリー・カヴィルは言わずと知れた現スーパーマンなのですが、この時のナポレオンの濡れた前髪がスーパーマンぽくなっていまして、劇場で爆笑が起こりました。
※額に前髪が一筋チョロ・・・と垂れるような。
イリヤは「落ちるなよ!カウボーイ!!」と心配してくれたのに、そんな彼を囮にし、必死に逃げ回る彼を横目に夜食タイム・・・。クラークがクズになっちゃった!?
>拷問男
痛みを知るから優しくなれる!・・・は何処へ。なにか「ベルセルク」の黄金時代編に出てきた拷問官を思い出しました。
>じつはデヴィッド・ベッカムが出演していました↓
この人「キングスマン」の原作にも出てくるんですよ!こっちにもカメオ出演して欲しかった!!
劇中やエンドロール前に表示されていた資料のようなもので、イリヤは精神を病んでいると言われていましたので、子どもっぽいわけではないと思います。
>イリヤが後部座席を素手でこじ開けた
後部座席というよりはトランクではないでしょうか?
>ソロとイリヤがお互いがお互いの盗聴器を「これは、ドイツの、盗聴器だ」、「これは、アメリカの、盗聴器だ」
「ドイツの盗聴器」ではなく「ソ連の盗聴器」では?
>そのすぐそばで男が電気椅子で死に向かいまくっているのに。
あの拷問男に仕返しはしていましたが、二人がそばを離れたのは電気椅子の調子が悪くなったからですし、治ったのはおそらく拘束から逃れようとして拷問男が体を激しく動かしたのが原因なのでソロのせいではないと思います。
>「女子トイレに行けよ」とかほざいていたやつは消し飛べ
劇中であの三人はイリヤに重傷を負わされ入院したと言われていたような。
>ソロが予備のディスクを奪ったと思い込みます。
実際にソロが持っていました。
>ソロはディスクをイリヤに見せました。
ディスクを見せたのではなく、敵に奪われたイリヤの父親の時計を返しました。ディスクは二人が燃やされています。
ヒュー・グラント演じるイギリスの人が二人を訪ねた時に中身のテープのようなものが灰皿の中で燃えていました。
ストーリーがちょっと弱いかなと思うところはありましたが、対照的な二人のキャラが立っており十分な面白さだったと思います。
個人的にはプレイボーイのソロよりも女性に慣れていない感じのイリヤの方が好きですかね。
イリヤがギャビーのドレスに仕込んだ機械にスイッチを入れる時に、やたら手を温めるシーンは笑いが起こっていました(笑)
またこの映画とは直接関係ありませんが、ジュラシック・ワールド キングスマン アントマン ジョン・ウィックの記事にもコメントをさせていただきましたので、目を通していただけると幸いです。
当時の、東ドイツ内にあった東西ベルリンの分断状態を知っている世代には、結構面白かったのではと思いますし、若い世代には「なんで、ソ連が東ドイツのベルリンにいるのか?」すら理解しがたかったのではと思います。
Real Time でTVシリーズを毎週楽しみにしていた世代には、あの米ソの分断の時代を思い出させる、懐かしく、緩いスパイ映画で、初めの頃の007シリーズみたいでした。
チョット、気取ったソロことロバート・ボーン、イリヤことデビット・マッカラムを思い出します。
次作は、いよいよ国際秘密組織スラッシュ(UNCLEの敵対組織)(ツグミと云う鳥だったか)との戦いが始まるのかな?
そう云えば、007シリーズも先祖返りして「スペクター」との対決になるそうです。
みんなリブート・リメークの時代になったのかな?
>電気椅子のシーンやボートのシーンは僕含め劇場で爆笑が起こってましたけど 僕個人としては金網カッターの下りが一番笑えましたねw
自分もどっちかと言えば金網カッターのくだり(余談ながらあのくだりを見た時「007 ダイ・アナザー・デイ」が若干頭をよぎりました)が一番笑えた感がありますし自分の観た際は劇場内で一番笑い声が聞こえてました。
ただモーターボートの件は本当にコミカルな方向への描写なのかもしれないものの匿名のコメントでも述べられてるように自分はギャグとは解釈してなかったです(少なくとも自分は「いがみ合ってたけど友情の片鱗があらわれた」って意味合いに解釈してました)。
>イリヤは超マジメだけど、怒りを抑えられない子どもっぽいところも持っています。
自分も最初は切れやすい人だと思ってましたがパンフレットの人物説明を見る限り子供っぽいというより内面の繊細さに起因する情緒不安定ということなのでしょう。
「ソロを殺せ」と終盤で言われたときにホテルの備品に当たり散らしてたのも怒りというより「繊細さゆえにどうすべきか悩みパニックに陥った」ってことなのかもと自分は思ってます。
>ドイツ製の盗聴器でなくて、ソ連製の盗聴器です。
そもそも金属網カッターと同様に米ソの技術力の差を描写してるわけですからねえ。
>みんなリブート・リメークの時代になったのかな?
そうなのかもしれませんねえ。それが良いとも悪いとも自分には言えませんが。
まあクレイグボンドの場合ダークナイト3部作を意識してるかのような面を感じるのでそれもあるのかもしれませんが。
まあ印象としてはそんな感じですが間違ってたらすみません。
あとU.N.C.L.E.から話変わりますがガルパン劇場版は観賞前に過去作を予習の意味でも押さえておいた方がいいかもしれないです。まあ飽くまで自分の印象なので観てなくても問題はないのかもしれませんが。
> >ドイツ製の盗聴器でなくて、ソ連製の盗聴器です。
> そもそも金属網カッターと同様に米ソの技術力の差を描写してるわけですからねえ。
その通りです!
「子供っぽい」も含めて訂正します